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すべては「思った通りにならない」をなくしたかったから
こんにちは。
Hair Studio Blanc-Bec(ブランベック)代表の古川陽一です。
美容師になって30年以上になりますが、今でも一番大切にしている技術はカットです。
なぜそこまでカットにこだわるのか。
その理由は、実は私自身の経験にあります。
若い頃の私は、自分が思い描くヘアスタイルをなかなか美容師さんに伝えられませんでした。
写真を持って行っても少し違う。
言葉で説明してもなんとなく違う。
もちろん素敵なスタイルにはなっているのですが、
「もう少しこうだったらな」
という思いが残ることがよくありました。
だからこそ、
「お客様が本当に望んでいるヘアスタイルを作れる美容師になりたい」
そう思うようになったのです。
カットを学ぶなら、まずはヴィダルサスーン

私が美容師になった約30年前。
当時、周りの先輩美容師や、いわゆるカリスマ美容師と呼ばれる方々の多くが学んでいたのがヴィダルサスーンのカット理論でした。
日本のカット文化の礎を築いたと言っても過言ではない存在です。
「カット技術を本気で高めるなら、まずはここを学ばなければ始まらない」
そう思い、私はロンドンへ渡りました。
そこでは単に髪を切る技術だけではなく、
なぜその長さなのか。
なぜその角度で切るのか。
なぜそのシルエットになるのか。
すべてを理論的に学びました。
感覚ではなく理論。
偶然ではなく再現性。
その考え方は今でも私の技術の土台になっています。
実は美容師を続けられないかもしれなかった

もう一つ、カットに打ち込むきっかけがあります。
アシスタント時代の私は、ひどい手荒れに悩まされていました。
シャンプーをするたびに痛い。
薬剤が染みる。
美容師を続けられるのだろうかと不安になるほどでした。
そんな時に皮膚科の先生から言われた言葉があります。
「カットだけでお客様に支持される美容師になれたら、手荒れもずいぶん楽になるよ」
もちろん簡単なことではありません。
でもその言葉が私の背中を押してくれました。
「だったら誰にも負けないカット技術を身につけよう」
そう決意したのです。
本当に良いカットとは

私は講師として全国の美容師さんに技術をお伝えする機会もあります。
その中でいつも感じることがあります。
それは、
本当に良いカットとは、難しい技術を見せることではない。
お客様が毎日快適に過ごせること。
それが一番大切だということです。
朝のスタイリングが楽になる。
伸びても形が崩れにくい。
自分で乾かしてもまとまる。
鏡を見るたびに嬉しくなる。
そんな日常を作ることこそがカットの役割だと思っています。
ブランベックのカットが目指すもの

私が目指しているのは、
美容師の自己満足ではなく、
お客様の満足です。
流行を追いかけるだけでもなく、
技術をひけらかすためでもありません。
お客様一人ひとりの髪質、骨格、毛流れ、ライフスタイルを見ながら、
その方が本当に望んでいるスタイルに近づけること。
それがブランベックのカットです。
30年以上経った今でも、私はカットを学び続けています。
なぜなら、お客様の「こうなりたい」を叶える方法に終わりはないからです
宮崎から通ってくださるご夫婦とのご縁
美容師として仕事をしていると、本当にありがたいご縁があります。
その中でも特に印象的なのが、宮崎県から通ってくださっているご夫婦です。
初めてご来店いただいたのは2024年6月。
最初のきっかけは、大阪に住んでいる娘さんからのご紹介でした。
好きなアーティストのライブで大阪に来られる予定があり、
「せっかくだから娘の紹介する美容室で髪をして帰ろう」
そんな気軽な気持ちでご予約いただいたそうです。
正直、その時は大阪へ来られたついでのご来店なので、一度きりになるかもしれないと思っていました。
ところが施術後、宮崎へ帰られてから嬉しい出来事があったそうです。
周りの方から、
「すごく似合ってるね」
「素敵になったね」
「どこで髪したの?」
と、たくさん声をかけてもらったそうです。
後日ご来店いただいた時に、
「めちゃくちゃ褒めてもらったんです」
と嬉しそうに話してくださった笑顔を、今でも覚えています。
美容師として本当に嬉しい瞬間でした。
髪型は美容室の中で完成するものではありません。
家に帰り、
職場へ行き、
友人に会い、
家族と過ごす。
その中で、
「なんか素敵になったね」
と言ってもらえて初めて、本当の意味で価値が生まれるのだと思っています。
だから私は、
美容室で鏡を見た瞬間だけではなく、
その後の日常まで考えてカットをしています。
今ではそのご夫婦は、宮崎から大阪へ来られるたびにご来店くださり、
「せっかく大阪まで来るんだから」
と、お二人ともカット・カラー・パーマ・トリートメント・ヘッドスパまでのフルコースを受けて帰られます。
もちろん、距離だけで技術の良し悪しが決まるわけではありません。
ですが、そのご縁は私にとって、
「お客様が本当に求めているものは何か」
を改めて考えさせてくれる大切な出来事になっています。
私が目指しているカット

私が目指しているのは、美容室を出た瞬間だけ綺麗な髪型ではありません。
ご自宅に帰ってから。
職場へ行ってから。
友人や家族に会ってから。
その時に、
「なんか雰囲気変わったね」
「すごく似合ってるね」
「素敵になったね」
そんな言葉をかけてもらえることです。
美容師として本当に嬉しいのは、お客様が鏡の前で喜んでくださることだけではありません。
その後の日常の中で笑顔になっていただけることです。
だから私は今でも技術を学び続けています。
もっと扱いやすく。
もっと似合うように。
もっとその人らしく。
お客様一人ひとりの「こうなりたい」に応えられる美容師であり続けたいと思っています。
もし今、
「なかなか思い通りの髪型にならない」
「自分に似合うスタイルがわからない」
「毎朝のスタイリングを楽にしたい」
そんなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
ブランベックでは、まずお話をしっかりお聞きするところから始めます。
あなたにとって本当に似合うスタイルを、一緒に見つけていきましょう。
